1. 経営理念と食品安全の整合性
当社は「良いものをより安く」という経営理念を掲げています。食品安全におけるこの理念の定義は、徹底した「データ管理」と「独自の 製造技術」による歩留まりの改善、およびロス(無駄)の徹底排除にあります。リソースの最適化を通じて、安全性を担保した上で、納得感のある価格での製品提供を実現しています。

2. ISO22000認証取得へのコミットメント
現在、当社では食品安全マネジメントシステムの国際規格であるISO22000の認証取得に向けた体制構築を推進しています。法令遵守 (コンプライアンス)はもとより、HACCPの考え方を取り入れた工程管理を全社で共有し、継続的な改善を図ることを方針としています。

3. 具体的な技術的アプローチ
・データ駆動型の品質管理
長年の製造実績から得られた膨大なデータを活用し、発酵から蒸留に至る各工程を数値管理しています。これにより歩留まりを最大化させるとともに、品質のバラツキや安全上のリスクを早期に検知・排除する体制を整えています。
・独自の製造技術(技術革新)
「返し仕込み」や「液化仕込み」をはじめとする独自の仕込み方法や蒸留技術を採用しています。これらは効率的なアルコール抽出と品質安定化を両立させるための独自開発であり、当社の「ものづくり企業」としての技術的基盤となっています。

4. 組織体制と責任範囲
・一貫した製造管理
自社内での一貫した生産体制により、情報の断絶を防ぎ、責任の所在を明確にしています。
・グループにおける「食の安全」
農業部門(葉物野菜の生産・販売)を有するグループの知見を活かし、焼酎製造においても「食の安全」と「信頼確保」を全社員の共通価値観として浸透させています。
※焼酎原料の調達は外部調達とし、受け入れ検査基準を厳格化することで安全性を確保しています。

 2026年2月10日           
 株式会社都城酒造 代表取締役 川﨑 猛



もともと焼酎というものは、各家庭のポピュラーなアルコールとして、存在していたものと感じています。経済的で各家庭のお父さんが毎晩のように愛飲し、日々の疲れを癒す。そういう位置に焼酎というものはあったのではないでしょうか。しかし、近年ではプレミアム感を感じることの出来る高級感を感じさせる商品が増えていると感じています。そのことが悪いとはまったく思っていませんが、どんどんそういった商品が増えている。事実私たちも、そういった流れに乗り、商品を開発しニーズにあった商品を目指し開発を行ってまいりました。同じような上品な商品が増える中、本当にこの方向性で良いのか?疑問に感じるようになってきました。



弊社の看板商品である「あなたにひとめぼれ」は、現在の商品の流れとはまったく対極にある商品と私自身認識しております。しかし会社の原点に立ち返り考えると会社の理念にある「良いものをより安く」提供すること・・・ この部分を貫いている商品はまさに「あなたにひとめぼれ」であり、事実、当社でこの商品を超えるアイテムは出ていません。世間は不景気真っ只中であり、この時代に多くの方が本当に求めているのは、こういった商品ではないでしょうか。